40坪の土地で建ぺい率60%なら何坪の家?平屋も建つかを計算

40坪の土地で建ぺい率60%の家の広さを紹介する記事のアイキャッチ。駐車スペースと庭のある平屋

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40坪の土地なら、平屋も建てられそうな気がしますよね。でも建ぺい率60%だと、実際に何坪の家になるのかは計算してみないと分かりません。

結論から言うと、40坪の土地で建ぺい率60%なら、1階は24坪(約79.2㎡)までです。平屋なら24坪まで、総2階なら延べ48坪まで考えられます。

この記事を読めば、40坪台の土地で平屋・2階建て・ガレージ付きのどれを選ぶと、建ぺい率がどれだけ余るかが分かりますよ。

目次

40坪の土地で建ぺい率60%なら、1階は24坪まで

先に結論

40坪の土地の1階の上限は「40坪×0.6=24坪」です。㎡で言うと、約132㎡の敷地に約79.2㎡の建築面積になります。

建ぺい率(建蔽率)は、建物を真上から見た広さ(建築面積)が、敷地の何割までかを決めるルールです。60%なら敷地の6割まで建物に使えて、残りの4割は空地になります。

40坪の土地なら、建物に使えるのが24坪、空地として残るのが16坪です。この16坪に、駐車場や庭、玄関までの通路を収めることになります。

『24坪の平屋って、広いの?狭いの?』と迷う方も多いはずです。延べ24坪あれば、家族の人数によっては平屋も十分に考えられる広さですよ。

計算の基本は建ぺい率60%とは?でくわしく紹介しています。

土地40坪の数字は「敷地面積」かを確かめる

広告や資料の「40坪」が、計算に使える敷地面積とは限りません。前の道路の幅が4m未満の土地では、道路の中心から原則2mの線まで下がった部分(セットバック部分)が敷地面積に入らないからです。

例えば40坪の土地のうち1坪がセットバック部分なら、敷地面積は39坪で計算します。1階の上限は39坪×0.6=23.4坪になり、0.6坪小さくなります。

40〜49坪の早見表

ここでの結論

40坪台の土地では、駐車2台を取っても8坪以上の空地が残ります。平屋を考えるなら、1階の上限がそのまま家の広さの上限になります。

建ぺい率60%の時の1階の上限と、総2階の延べ床、角地の緩和で70%になった場合、駐車2台を取った後の残りを並べました。

坪は約3.3㎡で換算しています。車1台分は、幅2.5m×奥行5mの約12.5㎡(約3.8坪)として計算しました。

敷地1階の上限(平屋の上限)総2階の延べ床角地で70%なら駐車2台を取った残り
40坪(約132㎡)24坪(約79.2㎡)48坪28坪8.4坪
41坪(約135.3㎡)24.6坪(約81.2㎡)49.2坪28.7坪8.8坪
42坪(約138.6㎡)25.2坪(約83.2㎡)50.4坪29.4坪9.2坪
43坪(約141.9㎡)25.8坪(約85.1㎡)51.6坪30.1坪9.6坪
44坪(約145.2㎡)26.4坪(約87.1㎡)52.8坪30.8坪10.0坪
45坪(約148.5㎡)27坪(約89.1㎡)54坪31.5坪10.4坪
46坪(約151.8㎡)27.6坪(約91.1㎡)55.2坪32.2坪10.8坪
47坪(約155.1㎡)28.2坪(約93.1㎡)56.4坪32.9坪11.2坪
48坪(約158.4㎡)28.8坪(約95.0㎡)57.6坪33.6坪11.6坪
49坪(約161.7㎡)29.4坪(約97.0㎡)58.8坪34.3坪12.0坪
40坪の土地で建ぺい率60%の時の、1階の広さ、空地、駐車2台を取った残りの関係を示した図解

44坪なら1階は26.4坪、45坪なら27坪、48坪なら28.8坪、49坪なら29.4坪です。45坪以上なら、平屋で27坪以上が取れるようになります。

補足

「総2階の延べ床」は、容積率が120%以上ある土地での数字です。角地の緩和は、自治体が角地として指定する条件に当てはまる場合だけ使えます。

平屋・2階建て・ガレージ付きで建ぺい率の余り方を比べる

ここでの結論

平屋は建ぺい率を使い切りやすく、2階建ては余りが出やすいプランです。ガレージ付きは、ガレージも建築面積に入るので住まいの1階が小さくなります。

40坪の土地で建ぺい率60%の場合を例に、3つのプランを比べてみました。1階の上限は24坪です。

プラン(40坪の土地)1階2階延べ床建ぺい率の余り空地
平屋24坪なし24坪0坪16坪
2階建て20坪20坪40坪4坪20坪
ガレージ付き2階建て24坪(うちガレージ4坪)20坪44坪0坪16坪

ガレージの広さは、計算のための例として4坪にしています。

平屋プラン:上限いっぱいで24坪

平屋は、家の広さがそのまま建築面積になります。40坪の土地で平屋を建てるなら、24坪が上限です。

建ぺい率を使い切るので、あとからカーポートや物置を足す余裕はほとんどありません。屋根のない駐車場にするか、最初から家を少し小さくしておくと安心です。

平屋の考え方は平屋と建ぺい率でくわしく紹介しています。

2階建てプラン:余りを外回りに回せる

1階と2階を20坪ずつにすると、延べ40坪で建ぺい率は4坪余ります。この4坪を、カーポートや物置に回すことができます。

『せっかくなら1階も上限まで使いたい』と思うかもしれません。ただ、余りを残しておくと、暮らしてから外回りを足したくなった時に困らずに済むんです。

ガレージ付きプラン:ガレージも建築面積に入る

壁とシャッターで囲ったガレージや、家に組み込んだビルトインガレージは、建築面積に入ります。建築面積にはガレージを差し引く決まりがないからです。

一方、延べ床面積(容積率の計算)では、車庫の部分を床面積の合計の5分の1まで入れない決まりがあります。建ぺい率と容積率で扱いが違うので、混同しないようにしましょう。

40坪ほどの土地に建つ、ビルトインガレージのある2階建ての家の外観写真

くわしくはガレージ・車庫は建ぺい率に入る?とビルトインガレージの建ぺい率と容積率で紹介しています。

平屋と駐車2台は両立できる?

40坪の土地で24坪の平屋を建てると、空地は16坪です。屋根のない駐車場を2台分(約7.6坪)取っても、約8.4坪が庭や通路に残ります。

ただし、2台分にカーポートを付けると話が変わります。カーポートは原則として建築面積に入るので、平屋を24坪にしたままでは60%を超えてしまうんです。

家族でこんな相談になることもありますよね。

「平屋にして、車2台にはカーポートも付けたいな」
「それだと家を少し小さくしないと建ぺい率に収まらないみたい。カーポートの大きさも一緒に住宅会社に聞いてみよう」

1階に余りを残すメリット
  • あとからカーポートや物置を足せる
  • 庭や駐車場を広く取れる
  • 設計で少しはみ出しても収まりやすい
1階に余りを残すデメリット
  • 1階の部屋が小さくなる
  • 平屋の場合は家全体が小さくなる
  • 2階に部屋を回すと階段の上り下りが増える

40坪の土地で平屋が建つかを確かめる手順

ここでの結論

平屋が建つかどうかは「欲しい平屋の広さ」と「1階の上限」を比べれば分かります。建ぺい率が60%でない土地もあるので、まず土地の数値を確かめましょう。

40坪の土地でも、建ぺい率が何%かで平屋の上限は大きく変わります。40坪の土地で、建ぺい率ごとの平屋の上限を並べてみました。

40坪の土地の建ぺい率平屋の上限残る空地
40%16坪24坪
50%20坪20坪
60%24坪16坪
70%(60%に緩和が乗った場合など)28坪12坪
80%32坪8坪

『平屋で26坪欲しいけど、この土地で建つ?』という時は、次の順番で確かめてみてください。

平屋が建つかを確かめる順番
  1. 重要事項説明書などで、土地の建ぺい率を確かめる
  2. セットバックがあれば、その部分を引いた敷地面積を出す
  3. 敷地面積×建ぺい率で、平屋の上限を出す
  4. 欲しい平屋の広さに、カーポートや物置の分を足して比べる
  5. 足りない時は、角地や防火の緩和が使えるか自治体で聞く

例えば平屋26坪にカーポートの建築面積を足すなら、60%の40坪の土地では上限の24坪を超えてしまいます。44坪の土地なら上限26.4坪なので、家だけならぎりぎり収まる計算です。

よくある失敗

平屋の広さだけで土地を決めて、カーポートや物置の分を忘れてしまうことです。家と合計した建築面積で上限を超えると、建ぺい率オーバーになります。

よくある相談:40坪前後の土地の知恵袋Q&A

ここでの結論

よく読まれているのは「建坪24坪なのは分かったけど、容積率200%は何に効くの?」「34坪の土地でどんな間取り?」「50坪で建ぺい率40%・容積率60%ならどのくらい?」という相談です。

知恵袋などで多く読まれている相談を、要約して答えていきます。

40坪・建ぺい率60%・容積率200%、建坪24坪は分かったけど容積率は何に効く?

容積率200%は、延べ床面積の上限です。40坪の土地なら、40坪×2.0で延べ80坪まで建てられます。

ただ、2階建てなら総2階でも延べ48坪なので、80坪まで使うことはまずありません。容積率は、3階建てにする時や、前面道路の幅で下がった時に効いてくると考えると分かりやすいですよ。

例えば住居系の地域で道路の幅が4mなら、容積率は4×0.4で160%になり、延べ64坪が上限です。

34坪の土地(建ぺい率60%)では、どんな間取りになる?

34坪の土地なら、1階は34坪×0.6で20.4坪までです。総2階なら延べ40.8坪になります。

1階20.4坪なら、平屋にすることも考えられます。2階建てにするか平屋にするかで、庭や駐車場の取り方も変わってきます。

30坪台の土地の広さは、30坪の土地で建ぺい率60%なら?で1坪刻みに紹介しています。

50坪の土地で建ぺい率40%・容積率60%なら、どのくらいの家が建つ?

1階は50坪×0.4で20坪まで、延べ床は50坪×0.6で30坪までです。総2階にすると延べ40坪になってしまうので、建てられません。

例えば1階20坪、2階10坪の部分2階なら、延べ30坪で収まります。50坪の土地については50坪の土地で建ぺい率60%なら?で紹介しています。

『50坪もあるのに30坪までなの?』と驚く方もいますよね。低層住居専用地域などでは、こうした低めの数値が選ばれることもあるんです。

設計の打ち合わせでは、こんな会話になることもあります。

「50坪あるから、平屋で30坪くらい欲しいです」
「この土地は建ぺい率40%なので、平屋だと20坪までなんです。2階に部屋を回す形で考えてみましょう」

40坪の土地で建てられる家を、プランで比べたい時

40坪の土地は、平屋にするか、2階建てにするか、ガレージを付けるかで、建ぺい率の使い方がまったく変わってきます。数字だけで決めるのは難しいですよね。

土地の条件を住宅会社に伝えて、具体的な間取りプランを出してもらう方法もあります。複数の会社から、間取りプランや資金計画、土地探しの提案を無料でまとめて受け取れるサービスもありますよ!

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よくある質問

40坪の土地で建ぺい率60%なら、何坪の家が建ちますか?

1階の広さは24坪までです。平屋なら24坪、総2階なら延べ48坪が目安で、総2階には容積率120%以上が必要です。

45坪の土地で建ぺい率60%なら、1階は何坪ですか?

45坪×0.6=27坪(約89.1㎡)です。駐車2台を取っても、約10.4坪の空地が残ります。

40坪の土地で平屋を30坪にしたいのですが、建てられますか?

建ぺい率60%では24坪が上限なので、30坪の平屋は建てられません。角地と防火の緩和の両方が使えて80%になれば、32坪まで広がります。

40坪の土地でビルトインガレージを作ると、建ぺい率はどうなりますか?

ビルトインガレージも建築面積に入るので、ガレージと住まいの1階を合わせて24坪以内に収める必要があります。

まとめ

この記事の要点
  • 40坪の土地で建ぺい率60%なら、1階は24坪(約79.2㎡)まで
  • 平屋は24坪が上限で、建ぺい率を使い切りやすい
  • 2階建ては1階を少し絞ると、余りをカーポートや物置に回せる
  • ガレージも建築面積に入るので、住まいの1階はそのぶん小さくなる
  • 最後は自治体の窓口や建築士に、自分の土地の条件を確かめる

建ぺい率の基本は建ぺい率とは?意味と計算方法でおさらいできます。

建ぺい率ドットコム

建ぺい率ドットコム 編集部

建ぺい率の意味と計算、用途地域ごとの数値、角地や防火地域の緩和、カーポートやバルコニーの扱い、調べ方までを、家づくりや土地探しの前に分かるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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